小島

2020.11.20

ザビエルの髪型の意味

こんにちは小島です。


今回も、どうしても気になる宗教と髪型の意味を調べていきたいと思います。


その髪型はキリスト教のトランス、「トンスラ」にはそれぞれのルールがあることで、差別化を果たしています。


僧侶などの聖職者をそれ以外の信者、あるいは他の宗教の信者と区別するために多用される方法は、「特別な見た目」を用意することです。


僧侶だけが着れる服装や、携帯を許可されるシンボルなどがあります。


そしてかつてのキリスト教にはトンスラと呼ばれる髪型があったのです。


今回はキリスト教の宗教的な剃髪(ていはつ)、トンスラについてご紹介していきます。


キリスト教の僧侶たちの頭頂部の髪を剃ることがトンスラです。


日本人に最もイメージしやすいものはフランシスコ・ザビエルの肖像画になります。


教科書などで見たことがあると思いますが、ザビエルの肖像画における髪型こそがトンスラなのです。どの宗教においても、僧侶を一般社会から遠ざけるという考えで髪が剃られています。


一般人とは異なる髪型をすることにより、僧侶であることを示しているわけです。


トンスラの語源はラテン語であり、その意味は「髪を剃る」、「髪を刈り整える」になります。


つまりは、宗教上の理由で剃髪するという行為そのものを示した言葉です。


日本においてトンスラとはキリスト教の僧侶の剃髪を示す言葉として用いられていますが、国際的には他宗教の僧侶の剃髪もトンスラと呼ばれています。


フランシスコ・ザビエルもカトリックの司祭なのです。


ローマ・カトリックのトンスラの起源は、イエス・キリストの直弟子であり、象徴的な意味での「最初のローマ法王」とも扱われる、使徒ペテロの髪型に由来するという伝統を持っています。


方法は頭頂部を剃るという、ザビエル式のトンスラです。


また、このトンスラの髪型には十字架にかけられてイエス・キリストが処刑されたときに、頭にかぶせられていた茨の冠を象徴するともされています。


剃り残した髪の部分が、茨の冠を表現しているのです。


ザビエルと言えば、頭のてっぺんが禿げ上がったような独特のヘアスタイルで知られています。しかしこれは日本の絵師が想像して描いたもので、実際のザビエルの頭髪は豊かだったという説もあるのです。


このヘアスタイルは薄毛ではなく、カトリック教会の修道士の伝統的な髪型である「トンスラ」なのだそう。イエス・キリストが磔の刑に処せられたときかぶせられたいばらの冠を模して、頭髪をハチマキのように剃り残すことが習慣だったのです。


日本で浸透しているザビエルの肖像画は頭頂部のみを剃り落としており、本来のトンスラとは違っていて、ザビエルが所属していたイエズス会にはそもそもトンスラの習慣がなかったのだとか言われることもあったり、、絵師のミスでまったく違った髪型のイメージがついてしまったのかもしれませんね(°_°)

«前ページ小島 一覧

関連記事