小島
サドゥーの髪で、信仰の度合いがわかる?
こんにちは、小島です。
今回はまたインドのサドゥです!サク教も面白かったのですが、サドゥーも興味深々です^o^
サドゥーが髪を長くする理由は自分の身体をも自然の一部とし、草原に生える草や木のようにあるがままに放置しておくという、自然哲理のシンボルなんだそうです。
さらに徹底した者は髪と同じように利き手でないほうの手のツメをも何十年も切らず、螺旋状にしている者もいるんだとか。
その姿は異様ですね。
腰まで届く長い髪の毛、顔面はひげもじゃ、上半身は普通裸で、腰にはオレンジのルンギー(腰巻)、時には虎皮のふんどし、手には三叉戟の槍、知らない人が見れば、何かの原始部族民のようですが、実はは違います。
彼らは出家者、つまり坊主のようなものです。
インド中をヨーガを習得しながら放浪し、いずれは不死の術でも身につけようとするのだから、どちらかというと仙人に近いですね。
インドのサドゥーとホームレスの違いは、やはり髪の毛の手入れにあります。
ガンジス川の砂地の、乾いたきめ細やかな砂で髪をしごいて手入れをしたり、もしくは沼などの泥土をたっぷりとつけてしごいて手入れをするサドゥーがスタンダードなのだそうです。
泥パックみたいですね。
泥や砂は汚れや油脂分をとり、髪を清潔に保ちます。
ただ泥や砂は漂白作用があるので茶髪になるし、砂などが残っていて全身が砂で白くなっている。
聖者と言われる人がインドにはゴマンといるが、聖者を見分けるのにやはり髪の毛が目安になるらしいです。
手入れをしない髪の毛は皮脂で髪の毛はねっとりしてそれが乾いて悪臭を放ち、たれさがって板のようになっていると、聖者ではないと、、
とにかくサドゥーの証あるが、ロングヘアーがどんな状態かでどの程度の聖者(サドゥ)なのか判別できるのだそうですd( ̄  ̄)
サドゥーのなかには、さまざまな神秘を引き起こす人もいるらしいです。
空中浮遊や、水中での長時間仮死状態、あるいは、土のなかに頭を突っ込んで、尻の穴で呼吸するといった荒技もあるとの事、、
初代サイババは、自分の腸を口から出して洗浄し、干したあとで戻していたらしいが、本当のところはどうなのでしょう?
一部の人は、こうした奇跡を疑問視するようですね。私も目に見えない精神な世界はあると思うので否定はしません、できれば信じたいと思います。でも、修行は辛そうです(°▽°)このような修行を一生続ける彼らには尊敬でしかありませんね。
サドゥーの起源はおそらく数千年から数万年前にさかのぼるのだから、サドゥーを知ることはインド文明を知ることにもなるのだと思いました。