小島

2020.04.18

世界の髪の色と、その価値とは?

こんにちは小島です!

最近は人間の色素のお話をしてきましたが、今回は髪の色に着目してみました(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

世界中を見回すと様々な髪色があります。

今は昔と違い肌の色、髪の色も含めて触れることは場合によっては気をつけた方が良いとおもいます、パブリックにはタブーに近い(差別主義者的にみられてしまう)ですよね、、

しかし敢えて髪に携る者として興味深いところ、昔からの髪色の価値について注目してみました(ᵔᴥᵔ)

黒髪はモンゴロイド・ネグロイド・オーストラロイド・コーカソイド(いわゆる四大人種)に共通に見ることができます。

栗毛・金髪・赤毛などの比較的淡い色の毛髪はコーカソイドに見ることができ、また栗毛はモンゴロイドにも見られますね。

金髪・赤毛はオーストラロイドにも見ることができます。

これはらは、ほぼ遺伝子によってきめられます。

天然に見られる髪の色には基本として、ユーメラニンが多いとその色は濃く、フェオメラニンが多いと赤みを帯びた色になりといわれてます。

日本では昔、ツヤがあって美しい黒髪を「烏の濡れ羽色」「ぬれがらす」

などの呼び名で、青みのある黒色といわれています。大和撫子という言葉がよく似合う髪色であり、世界的には日本人女性の理想美とされています。

しかしながら個人や民族によって髪質の違いがあり、同じ黒でも濡烏のように青みを帯びた黒はさほど多くはありません。

フランス語である「ブリュネット」はヨーロッパ圏では黒髪を指しますが、日本人の思う黒髪ではなく、ほぼ栗色です。主に地中海や中東で見られます。

「レディシュ」は赤毛の人を指します。昔はジンジャーと言われましたが、現在ではその言葉は差別用語として扱われます。

スコットランドやアイルランドで比較的多く見られますが、その数は極めて少なく、世界人口の約1%!この数は減少し続け、2060年には絶滅する恐れがあると言われていまるとても希少な存在です_φ(・_・


欧州でよく言われる「ブロンド」は、明るい茶髪で、ヨーロッパ全域でみられます。古代ローマ時代は「馬の尿」を用いて、このあこがれのブロンドに染めたそうです。

「プラチナブロンド」というもっと白金に近い髪色は、フィンランドやスウェーデンで見られます。なんと100g1600円程で売られることもあるほど、

価値のあるまさに貴金属ヘアー。

他にも「アッシュブロンド」や、赤い「ストロベリーブロンド」などありますが、

アッシュブロントは、プラチナブロンドよりほんの少し青い色素のある髪色。グレーっぽくくすんでいます!

ストロベリーブロンドは金髪と赤毛の混じった珍しい髪の色です。日本人の黒髪においても赤味が強い人がいるように、ブロンドヘアーにおいてもそのような個人差があります。

ブロンドヘアーは髪の一本が細めなので、毛量は多いことが多く約14万6000本ほどで、多毛といわれています。

ちなみに黒髪は11万本、赤髪は8万6000本でなので、ブロンドヘアは

文字通り豊かな髪といえるようです。

しかし、こう見ると本当に髪って美しいですよね(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)昔から髪は嫉妬するほどの美の象徴です!それは、今も昔も変わらないですね✨

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