山下
流すトリートメントと流さないトリートメントの違いは?
こんにちは。ヘアケアマイスター山下です。
皆さん、お盆はいかがお過ごしですか⁇
今年の夏は何処かに行きたいと思ってもなかなか行きづらいですよね…。
そんな中、少し前に山奥のバーベキューができる施設にお邪魔してきました。
イワナやアマゴがつかみ取りできて、とったお魚を焼いていただく事ができます。
甥っ子達とお邪魔したのですが初めての掴み取りに大興奮で、しかも自分が捕まえたお魚を食べるという事が良い体験になったみたいです。
さて、本題に入りますが、先日友人に質問されました。
『流さないトリートメントは浸透させるために時間置かなくてもいいの?』と…。
その時は、「流さなくてもいいトリートメントだから、時間は置かなくてもオッケー‼︎」と軽く言いましたが…。
なるほど…。
当たり前のように、お客様にお風呂でシャンプーの後にする流すトリートメントは、「トリートメントをつけた後、少しお時間置いてくださいね」などとお伝えしていましたが、流さないトリートメントについては、「流さないトリートメントをつけてくださいね。」としかお伝えしていませんでした。
なぜ“流さなくてもよい”のか、なぜ“時間を置かなくても良い”のかなどの説明はしたことないかも…。
反省すると共に、もう一度詳しく調べてみました。
インバストリートメントとアウトバストリートメントの違い。
《インバストリートメント》※流すトリートメント
インバス=お風呂の中。
ということで、お風呂の中で使う流すタイプのトリートメントです。
【特徴】
◾︎シャンプー後のキューティクルが開いている状態で使用するのが有効
◾︎必ず使用後には流す事が大事
■髪の毛のダメージを補修する
■傷んだ髪の内部に浸透する
◾︎髪を触ったときの手触りを良くする
◾︎浸透させるために時間を置くのが有効
キューティクルが開いている状態で栄養分や補修成分を髪の中に浸透させ、ダメージ補修に重点を置いたものになります。
【どんな方が使用するとよいか】
基本的には、どなたでも使用していただいた方が髪の毛をきれいに保つことができると思います。
カラーやパーマなどをしていなくても、毎日のシャンプーやドライヤー。紫外線や乾燥などで自然に髪の毛のダメージは進行していくものです。
ダメージを進行させないためにも、インバストリートメントはシャンプー後に使用していただくと効果的です。
《アウトバストリートメント》※流さないトリートメント
アウトバス=お風呂の外。
ということで、お風呂の外で使う流さないタイプのトリートメントです。
【特徴】
◾︎髪の毛が濡れていても乾いていても使用できる
◾︎流さなくても大丈夫
◾︎傷ついた髪の表面の傷穴を補修
◾︎ドライヤーの熱から守ってくれる
◾︎手触りを良くし、ツヤを出す
◾︎紫外線などの外からの刺激からのバリア
髪の毛がどんな状態でも使用でき、髪の毛の表面をガードし、外部からの刺激から守り指通りを良くする事に重点を置いたものになります。
【どんな方が使用するとよいか】
こちらも、どんな方でも使用していただいた方がよいと思いますが、ドライヤーをしても髪の毛がパサついたり、指通りが悪い。
日中紫外線を浴びる事が多かったり、エアコンなどの乾燥する場所にいる事が多い方は、使用していただくと効果的です。
最後に、なぜ流すタイプと流さないタイプがあるのか。
それは、目的と使われている成分も違うからです。
流すタイプは、【内服薬】的な目的があり、内部に浸透してダメージを補修したり静電気を収める効果があります。
内部に浸透させるために、トリートメントをつけて少し時間を置いていただくとより効果的で、成分には界面活性剤が入っているため、頭皮にトリートメントをつけてしまったり、流さないと肌荒れなどのトラブルになることもあります。
流さないタイプは【軟膏】的な目的があり、髪の毛表面をガードする事で指通りをよくし、外部からの刺激から髪の毛を守る効果があります。
髪の表面をコーティングするため、つけた後に時間を置く必要はなく、成分には界面活性剤がほとんど入っていないので、洗い流す必要がありません。
以上が流すタイプのトリートメントと流さないタイプのトリートメントの違いになります。
次回は、使用方法について詳しく書きたいと思います。
また、わからないことなどがありましたらいつでもご相談下さいね。
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