山下

2020.07.17

子ども用シャンプーと大人用シャンプーの違い

こんにちは。

ヘアケアマイスター 、山下です♪



先日、お客さまからこんな質問をいただきました。


『子ども用シャンプーって大人のシャンプーとどう違うの⁇』

『いつから大人と同じシャンプーを使えばいいの⁇』


確かに、分けて販売されていますが明確な理由が書いてあるわけではありませんよね…。

そのときには、自分の持っている知識からお答えしましたが、詳しく調べてみましたのでまとめてみました。



【子ども用シャンプーの特徴】

出典Cozre

■低刺激

アミノ酸系の界面活性剤保湿効果の高いものやせっけん系の肌と同じ弱酸性の界面活性剤で目や皮膚への刺激性が少ない洗浄成分でできている。


■無添加

シリコンや防腐剤など、デリケートな子供の肌にとって大きな刺激となる成分が入っていない。


まとめると…

まだ皮膚が大人とは違い、デリケートな状態の子供さんには必要最低限の低刺激なシャンプーが必要。

また、シャンプーが目に入ったときに痛くない成分のシャンプーを使う事でで子供さんが“シャンプー嫌い”にならないための工夫もされているようです。



【大人用シャンプーの特徴】

出典

Domani

■高い洗浄力

スタイリング剤やオイルなどをつけることが増えるため、それらを落とす事のできるそれなりの洗浄力が必要です。


■コンディショニング成分

シリコーンなどの日々の生活、カラーやパーマなどで感じるきしみなどをなくす成分。


■香料など

商品の特徴づけでつけられている香料。

香りでシャンプーを選ばれる方も多いのでは⁇


まとめると…

スタイリング剤や指通りを良くするオイル。

日常生活での汚れやニオイなど子供さんよりも高い洗浄力が必要となります。

またダメージケアの目的でコンディショニング成分が入っており、シャンプー選びの選択肢の一つである香りのための香料が入っているのが特徴です。



【いつから大人と一緒のシャンプーにするか】


出典Hanakoママ

皮膚がしっかりして肌トラブルがなくなってくる小学校低学年くらいだと思います。

だんだんと洗浄力の優しいシャンプーでは、ニオイが気になったりベタついたりなど出てくるのでそのタイミングで変えていただくのもいいと思います。


ただ、市販のシャンプーで価格の安いシャンプーは洗浄力が高すぎる傾向がありますので、必要な油分などもとってしまいトラブルの原因になります。


また、大人の使うダメージ用シャンプーを使ってしまうと、子供さん本来のツヤツヤな髪の毛が失われてしまうことも…。

コーティング作用ですりガラスのように艶が無くなってしまうようです。

大人とちがってもともとキレイなので、ダメージ補修は必要ないのですね。


まずは、肌や髪の毛に優しいアミノ酸系シャンプーやオーガニックシャンプー。シリコンが入っていない物を選んでいただくと良いと思います。



子供さんによっては、『大人と同じシャンプーがいい‼︎』という子供さんもいますよね。

そんな時は、大人が使うシャンプーを見直してみて大人用シャンプーの中でも低刺激な《アミノ酸系》のシャンプーを一緒に使っていただき、大人はプラスでトリートメントをしダメージケアをするのがベストだと思います。


関連記事