小島
ヘアアイロン、正しく使うには?
こんにちは、小島です。
身だしなみのひとつとして日常的にコテやアイロンを使っている方、少なくないかと思います。
しかし、誤った使用方法により髪をキレイに整えるばかりか、知らず知らずのうちに髪をいじめてしまっているかもしれません。
今回は、やってしまいがちな「髪が傷むコテ・アイロンの使い方」を紹介します( ̄∇ ̄)

コテやアイロンを毎日使用される方にも、たまにしか使用されない方にもゼヒご参考頂きたいです!
1.濡れた髪にコテやアイロンをあてていませんか?
実は髪の毛って、濡れている時が一番傷つきやすいんです。
髪の表面にある「キューティクル」が柔らかくなっており、ブラシで梳かすだけでも傷ついたり剥がれたりすることもあります。
また濡れている髪は熱の影響も大変受けやすい状態です。
お風呂あがりにアウトバストリートメントやスタイリング剤でしっとりと湿った髪に、コテ・アイロンを使用するとどうなるのでしょうか?
コテ・アイロンの高温により、はたまた髪を滑らせる時の摩擦により髪表面のキューティクルが傷つき剥がれるばかりか、髪内部に熱によるダメージホールを作ってしまうことに…!
ダメージホールが出来てしまった髪は、ツヤは減り、枝毛・切れ毛は増え、髪内部の成分タンパク質や水分が流出するため手触りもキシキシとした質感になってしまいます。
ヘアダメージを抑えるために、完全に乾いた髪でコテ・アイロンを使いましょう!
2. 適温の温度をしってますか?
コテやアイロンを髪に当てたとき、冷えた髪に熱を奪われるため、発熱部分は約50℃ほど温度が下がります。
そのため、100℃前後といった極端な低温でスタイリングした場合カールやストレートがつきにくくなります。
同じ毛束に何度も長い時間コテ・アイロンを通すこととなり髪へよけいに熱を与えてしまうことになります。
さらに、低温でのスタイリングによりキープ力が低くなってしまいます。
でしたら、しっかりとカール・ストレートの出来る温度で一発でスタイリングした方が、ヘアダメージを抑えながらキープ力もアップする髪へ仕上がることが出来ます!
適する温度は、髪質や元々のヘアダメージによって異なりますので、130℃~150℃を皮切りにご自分にぴったりな温度を探してみてください。
3. 毛束の量は、適量に!
時短のためについつい髪の毛を多めにはさんでしまう…なんて、心当たりありませんか?
一度にはさむ毛束の量が多いと、温度ムラが出てしまうためカールがつきにくい・ストレートになりにくいばかりか、何度もやり直すことにより余計な熱ダメージ・摩擦ダメージまで与えてしまうことに!
髪質にもよりますが、「一度に巻きやすい・はさみやすい髪の量」かつ「3cm~5cmほどの幅」を目安に毛束を取ることで、温度ムラを減らしつつ、髪へ均一に熱を与えることが出来ます。

適量の毛束により、やり直しによる熱ダメージ・摩擦ダメージを抑えながら、ツヤ感アップにも効果が期待できますよ♪