小島

2019.10.20

女性もの頭皮ニオイは気になります…その2

こんにちは小島です!

前回は、頭皮の匂いのチェックと、間違ったヘアケアのお話でした。

今回は、頭皮の匂いの原因などを追求して正しいヘアケアを紹介します。


食生活

ファーストフードや肉中心の食生活は体臭がきつくなってしまう可能性がありたす。

頭皮の嫌なニオイも同じで、このような食生活を続けることで頭皮からも嫌なニオイが発生します。

特に脂っこいものを摂りすぎると、皮脂腺の働きが活発になり皮脂が過剰に分泌し、ニオイの原因になります。

不規則な生活

不規則な生活によって体臭がきつくなってしまうのと同様に、頭皮も臭くなってしまうこともあります。

また睡眠不足や運動不足だけでなく、ストレスは体内の活性酸素を増やし、頭皮の皮脂の酸化が早まってニオイがきつくなります。

加齢臭

頭皮から分泌させれているのは皮脂だけではありません。40歳以上になると女性ホルモンの低下からノネナールという成分が発生します。

ノネナールは加齢臭の原因と言われている物質で、皮脂に含まれる9-ヘキサデセン酸と呼ばれる物質が過酸化脂質によって酸化もしくは分解されて発生します。

20代や30代は活性酸素を除去する機能がしっかり働いていますが、年齢と共に活性酸素を除去出来なくなります。一般的に加齢臭は40歳以上から加齢臭が発生すると言われています。

ただし、最近では20代や30代でも暴飲暴食やファーストフード中心の生活によって、活性酸素を除去する機能が低下してノネナールが発生してしまうケースが増えてるようです。

頭皮にできてしまった湿疹

頭皮にできた湿疹のことを脂漏性皮膚炎と言います。頭皮がベタベてしてしまったり、フケで悩まされているのなら、脂漏性皮膚炎になっている恐れがあります。

脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されることでマラセチアという真菌(カビ)が増殖し、頭皮が炎症を起こしてしまう病気です。

女性よりも男性に多い病気ですが、ホルモンバランスの乱れによって、女性でも発生してしまうことがあります。

一度かかってしまうと慢性化して再発しやすくなるのので、気になるようなら早めに病院に行くようにしましょう。

紫外線

実は頭皮は顔と同じくらい毎日紫外線を浴びています。紫外線を浴び続けることで、頭皮が乾燥し、頭皮から分泌した皮脂が酸化してニオイの原因になります。

また、頭皮の紫外線対策として帽子を被ることで蒸れた雑菌が発生し、ニオイの原因になります。

そのため、紫外線対策として帽子を被る時は、こまめに帽子を脱いで、帽子の中が蒸れてしまわないようにしましょう。

頭皮から嫌なニオイがしたら、早めに対処したいですよね。そこで次はすぐにできる頭皮のニオイ改善方法を紹介します。

正しい方法でシャンプーする

頭皮のニオイを改善するために、まずチェックしたいのがシャンプーの方法です。

もしかしたら間違ったシャンプーの仕方をしている可能性があるので、まずは正しい方法でシャンプーしているかどうか確認しましょう。

1 ブラッシングをして絡まった髪をほぐし、頭皮に付いているホコリなどの汚れを落とす

2 ぬるま湯で髪をすすぎ、予洗いをする

このときに使うお湯は38度くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。

予洗いをすることで、シャンプーの泡立ちを良くするだけでなく、頭皮や髪の汚れを落としてくれます。

1 シャンプーを髪につけ、ふんわりしっかり泡立ててから髪になじませ、頭皮を揉み出すようにして洗う。強すぎる洗いかたはオススメできません。

2 すずぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかり洗い流す。

3 清潔なタオルで頭皮を抑え、しっかりと水気を拭き取る。

リンスやコンディショナーは髪の毛一本一本をコーティングして、ツヤを出す役目があります。

そのため、シャンプーの後にリンスやコンディショナーを使う時は、頭皮ではなく毛先につけるようにしましょう。

もし頭皮にリンスやコンディショナーがついてしまうと、油分で毛穴を塞いでしまって、頭皮トラブルにつながるので注意しましょう。

ニオイやベタつきが気になる時は、ついついゴシゴシ力を入れて洗ってしまいがちです。

強くこすったり、爪で頭皮を傷つけてしまうことで皮膚の角質層を傷つけて皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

皮脂のバリア機能の低下は頭皮の乾燥に繋がり、ニオイの原因になるので、シャンプーする時は力を入れすぎないように注意が必要です。

自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶ

自分の頭皮にあったシャンプーを選ぶことも嫌なニオイの防止に繋がります、シャンプー選びのポイントは3つです。

・洗浄力の強くないシャンプーを選ぶ

毎日のシャンプーで過剰に皮脂を落としてしまうと、かえって皮脂の過剰分泌に繋がり、ニオイを悪化させてしまいます。

特に石油系の合成界面活性剤が配合されているシャンプーは洗浄力が高いので、頭皮のニオイが気になる人は避けた方がいいでしょう。

またラウレス硫酸やラウリル硫酸などの硫酸系成分も、洗浄力、脱脂力が非常に強く、人間に必要な皮脂までも落としてしまうので避けた方が無難です。

頭皮のニオイが気になる時は洗浄力がそれほど高くなく、髪や頭皮に対して低刺激のアミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーがおすすめです。

・保湿成分が含まれているものを選ぶ

頭皮の乾燥もニオイの原因に繋がります。頭皮のニオイが気になるならセラミドやヒアルロン酸、天然由来のオイルや植物エキスなどの保湿成分が含まれたシャンプーを選ぶといいでしょう。

・抗菌、消臭効果があるものを選ぶ

マラセチア菌などの常在菌や雑菌が繁殖してしまうのも、頭皮が臭くなってしまう原因です。

最近は緑茶エキスや柿渋エキスなどの抗菌、消臭効果のある成分が含まれているシャンプーも販売しているので、こういった商品を選ぶのもいいでしょう。

朝ではなく夜シャンプーする

シャンプーした後、頭皮や髪を保護する皮脂が分泌されるのに4時間から8時間かかると言われています。

朝シャンプーをすると頭皮や髪を守るために必要な皮脂が分泌されないまま、紫外線を浴びてしまい頭皮の乾燥や、頭皮のトラブルが進行する原因に繋がります。

シャンプーの後はしっかり乾かす

シャンプーの後に髪の毛を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して頭皮のニオイの原因になります。

シャンプーした後はしっかり髪の毛を乾かすことが頭皮のニオイ防止に繋がります。

ドライヤーで髪を乾かす時に、ドライヤーの熱風を一箇所に当てすぎてしまうと頭皮の乾燥の原因に繋がりニオイの原因になります。

ドライヤーで髪の毛を乾かす時は、できるだけ髪とドライヤーを離し、ドライヤーを揺らしながら髪の毛に満遍なく熱風が当たるようにして、乾き残しがないようにしましょう。

いかがでしたか?頭皮のニオイは女性としてなるべく気にしないで生活したいですよね。

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