リュドールの小島です。毎日お客様の髪を綺麗にさせて頂きながら、なぜエイジング現象はおこなるのか?もっと調べてみたくなりました_φ(・_・
そして、3つの要因にたどり着きました。
要因の1つ、女性ホルモンの減少
女性ホルモンは肌や地肌の弾力を保つコラーゲンを増やします。
そのコラーゲンのおかげで地肌に水分を保って髪にハリを出すことができます。
このコラーゲンが減ると、頭皮が乾燥します。髪の毛にハリやコシがなくなります。
女性ホルモンは40歳頃から減少していきます。
要因の2つ、抗酸化力の低下
抗酸化力とは身体の細胞を傷つける活性酸素を除去する力で老化を抑える働きがあります。
活性酸素が増えすぎると酸化力が強すぎて細胞にダメージを与えてしまいます。
それによって髪の毛のメラニンを作るメラノサイトが壊れて白髪につながります。
抗酸化力は40代差し掛かると急激に低下します。
要因の3つ、ヒアルロン酸の減少
ヒアルロン酸というのは、体内に存在する成分で、水分を保持する力がある成分。
頭皮の乾燥を防いだり、頭皮の厚みを保つのに必要な成分です。
ヒアルロン酸が減少すると頭皮が乾燥して敏感になったり、炎症を起こして髪が成長しにくくなって薄毛や細毛をひき起こすことがあります。
ヒアルロン酸は30代半ばから減少しはじめます。
これらの要因が重なって地肌の変化が起こり、髪の毛の変化につながっていくのです。
変化を感じはじめるのは30代後半からと言われていますが、エイジングは実は20代・30代から始まっています。
エイジングによる地肌の変化
前述の要因によって地肌には次のような変化が起こります。
・乾燥・敏感肌化
かゆくなりやすかったり、以前は染みなかったのにカラー剤でしみるように。
頭皮の水分バランスが崩れ乾燥・バリア機能が低下することによって起こります。
・黄ぐすみ
本来健康な頭皮は青白い色をしていますが、頭皮も肌と同じように黄色っぽくくすんできます。
これは地肌が酸化している証拠。
・頭皮の厚みの低下
加齢とともに前頭筋・側頭筋・後頭筋が縮み、それによって頭頂部の筋膜が引き伸ばされて薄くなり、硬く動きにくくなります。
・におい
加齢により女性ホルモンが減少することによって皮脂の分泌が盛んになる事に加えて、肌の水分量も減少することによって皮脂の分泌が盛んになり、菌が増殖しやすい状態に。
エイジングによる髪の毛の変化
頭皮に起こる変化によって髪の毛にエイジング現象が起こります。
面が整っている(天使の輪ができる)→根元から毛先にかけてS字状にうねった毛が混在している
指を通すと水分を感じ、指にすいつく→指を通すと根元からざらついて、ばらばらと離れていく
ツヤがある→くすんでいてツヤが鈍い
しなやかで弾力がある→弾力が弱い
まとめ٩( ᐛ )و
やはり大切なのは、
『髪も年を取り、それを見越した早めのケア』
一番良いのはやはり『予防』です
気づいた時にはすぐにお手入れすること
今のうちから、エイジングケアを意識しておく事をおすすめします。
次のブログでは、エイジング対策を深く考えてみたいと思います(^^)/