髪質改善

2020.03.20

髪の理想のph

こんにちは!小島です。


リュドールが髪質改善の施術の中でphを整えるのは、とても大切な施術だと思っています。今回はそのたいせつさについてお話出来ればと思います。


pHとは学校で習った記憶があると思います。


水溶性の性質を指数にして酸性・中性・アルカリ性の違いを数字で表しているものです。


数値が低いほど酸性に近く、数値が高いほどアルカリ性になります。そしてこの数値の真ん中が中性となるわけです(°▽°)


パーマやカラーリング剤はアルカリ性です。


あと髪は弱酸性ですが市販のシャンプー類は弱アルカリ性が多いです。


美しい髪でいられるのは弱酸性ですので、ヘアケアにはこのpHにも関心を持って頂けると適切なケアが出来ます^o^


健康な髪の毛のpH指数の理想は4.5~5程度だと言われています。やはり弱酸性が理想ですでお肌も同じです。


髪の毛は、


酸性にかたむくと髪の表面のキューティクルは、ギュッと引きしまります。


逆にアルカリ性にかたむくとキューティクルが緩んで隙間があいてしまいます。



そして、髪がアルカリ性になってしまうとキューティクルに隙間が空いてるところに色々なダメージがあれば、栄養分や水分が流れて出てしまいますね(-.-;)


すると髪は潤いやツヤ、ハリをなくしパサパサな傷んだ髪になってしまうのです。



アルカリ性に傾いたまま放置していくと髪は最終的に取り返しのつかないところまで進みます。こんな悲惨なことにならないように注意する必要があります。


毎日のシャンプーは弱酸性のものを選ぶと髪に優しくダメージを起こしにくいです。


パーマやカラーリングは髪をアルカリ性にしてキューティクルを開いてから色を入れていきます。
ここで強い薬剤で染めていくのでどうしても髪にはダメージが与えられてしまうのです。



市販の安価なカラー剤はよく染まるように出来ています。美容院で染めるよりも傷むのは強めのアルカリを使うからです。


夏場のプールは塩素によってアルカリ性になりますし、海水は塩分が強く同じくアルカリ性です。
紫外線もたっぷり浴びて塩分によってアルカリ性に傾いた髪はダメージを受けていますから、弱酸性のシャンプーで優しく洗ってたっぷりのトリートメント剤でいたわって下さい。


プールや海水浴の後の髪はゴワゴワしてきしんでとてもひどい状態ですから、一刻も早く適切なケアをしてあげたいですよね。


このように、髪とpHの関係を知っていれば多少ダメージを受けた時も処置が出来るので、髪の傷みを最小限に食い止めることが出来ますね。



健康で美しい髪を維持して、ストレスのない毎日を過ごしていきたいものですね。



関連記事